現場レポート

ディップスで大胸筋下部を鍛えよう!

 

前回は大胸筋について、上部・中部・下部があることを紹介しました。

 

その中でも特に立体感を作ってくれる大胸筋の下部、そして下部の筋肥大に有効なディップスについて紹介します。

 

ディップスは腰ぐらいの高さのバーや台などに手を付き、肘関節を固定した状態で上体を下ろして戻す動作です。

 

専用の器具としてはディップスバーがありますが、椅子などを代用して行うこともできます。

 

ただ、できればディップスバーのように円柱状の握れるものの方がやりやすいかもしれません。

 

というのも、ディップスで大胸筋下部に効かせるためにはちょっとしたコツが必要だからです。

 

それは手のひらの重心の位置です。

 

手のひらの親指側、つまり前側に重心が乗るようにすると肘の位置を固定した状態で

 

上体を下げることができ大胸筋の下部に効きます。

 

反対に小指側の後重心で上体を下げようとすると肘が後ろに曲がり、肘の曲げ伸ばしの動作が

 

入ることで上腕三頭筋に効いてしまいます。

 

上腕三頭筋に効いてしまうという方は、ぜひ一度鏡を見ながら行ってみて下さい。

 

ディップスは自重トレーニングですが、正しいフォームで行えば大胸筋下部にしっかりと

 

刺激を与えることができますのでオススメです。

 

上体を過度に下げたり、フォームが崩れた状態で行うと肩関節や肘関節を痛めてしまう

 

可能性がありますので、ご注意下さい。

 

当院ではTRXサスペンショントレーナーや加圧バンドを使用した200種類以上の

 

トレーニングプログラムを提供しております。

 

体験コースもご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

2023年3月5日4:53 PM MC加圧staff