現場レポート

筋線維のタイプ

こんにちは、MC加圧トレーニングです。

今回は筋線維のタイプについて書いていきます。

筋線維のタイプは大きく分けて2つあります。

 

1. 遅筋線維(TypeI 型線維)

2. 速筋線維(TypeII a型線維、TypeII b型線維)

 

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1の遅筋線維は筋の色が赤色で赤筋とも言われており、筋線維径は小さく、

収縮速度が遅いため大きな力の発揮には向いておりませんが、持久力に優れ疲れにくくなっています。

ヒラメ筋などの抗重力筋に多い傾向があります。

 

2の速筋線維は更にTypeII a型線維とTypeII b型線維に分類され、

TypeII b型は筋の色が白く白筋とも言われています。

 

筋線維径が大きいため、収縮速度が速く大きな力を発揮する代わりに疲れやすいなど、

遅筋線維とは対照的な性質を持っています。

 

筋肉の色は人だと想像しにくいと思いますが、魚を例に挙げると、

24時間動き続けるマグロは赤身で、餌を取るときだけ動くヒラメは白身をしていますよね。

 

最後に速筋線維(TypeII a型)ですが、速筋線維(TypeII b型)と遅筋線維と中間にあたる筋線維タイプです。

 

原則として、筋線維タイプの比率は先天的に決まっていて、

トレーニングによって「TypeII b型」から「TypeII a型」に変化することはありますが、

速筋線維と遅筋線維との間の入れ替えはほとんど生じることはないとされています。

 

因みに某筋肉芸人がボディビルダーの方と筋線維のタイプを測定したところ、

どちらもTypeII a型が一番多いという結果の動画がありました。

 

バーベルやマシンを使ったレジスタンストレーニングはTypeII b型ではなく、

TypeII a型の比率が増えるようですね。

 

先程、遅筋線維はヒラメ筋などの抗重力筋に多いというお話をしましたが、

日常生活でも速筋線維よりも遅筋線維が多く使われます。

 

歳をとると筋肉が落ちると言われますが、このことから使用頻度の低い速筋線維が先に落ちていくのがわかると思います。

 

もし躓くことが多くなった、階段を上る時に足が上がらなくなったという方は速筋線維が落ちてきている可能性があります。

 

健康な体でいるためには定期的な筋力トレーニングが重要です。

 

MC加圧トレーニングでは加圧バンドを使用したトレーニングで、

運動不足・低筋力の方でも安心安全に鍛えることができます。

 

筋力低下を感じた方は是非MC加圧トレーニングの体験をご利用いただければと思います。

2022年9月17日12:30 PM MC加圧staff