現場レポート

筋トレの効率が上がる栄養補給~ミネラル編~

前回のブログの続きで筋トレの効率を上げる栄養補給~ミネラル編~を書いていきます。

 

前回はビタミンでしたが、今回はミネラル!筋トレに関連する物をいくつか書いていきますね。

 

亜鉛  牡蠣やうなぎが豊富。その他に牛肉やほうれん草、卵など。

筋肉の成長を促す男性ホルモンであるテストステロンの分泌を促してくれます。筋トレの中でも筋肥大を目標にする場合は、十分な量を摂取してもらいたいミネラルです。

・食事で摂取したタンパク質、糖質、脂質を身体が利用するのを助け、生殖機能を高めたり、免疫機能をサポートしてくれます。筋トレのみならず身体の健康の為にも重要な成分です。

・他のビタミン・ミネラルにも言えますが、亜鉛を過剰に摂取しすぎると貧血や骨の弱体化などの症状を引き起こすことがありますので摂取量は気をつけて下さい。

 

カルシウム  主に乳製品に含まれています。乳製品が苦手な場合は、干しエビやイワシ、アーモンドなどを取ると良いでしょう。

カルシウムは筋トレ中に筋肉が収縮するために必要なミネラルです。筋肉が収縮する際アクチンフィラメントとミオシンフィラメントが互いに滑走しあうように動くことで筋肉の収縮が起こります。この2つのフィラメントの滑走は、カルシウムイオンが放出されることが引き金となって起こります。なので、カルシウムしっかりと摂取すると筋トレで高いパフォーマンスを発揮できます。

・カルシウムが不足すると発揮できる筋力が低下したり、筋肉の痙攣が起きてしまいます。

 

マグネシウム  海藻類や緑黄色野菜、玄米、ナッツ類などにおおく含まれています。

マグネシウムは筋肉を弛緩(リラックス)する時に必要なミネラルです。筋肉を収縮させるときに必要なカルシウムと反対の役わりを担っています。「持ちつ持たれつ」の関係ですね。

そのため、マグネシウムが不足してしまうと何もしていないのに筋肉が収縮したままになってしまうということが起こる場合があります。

エネルギーの代謝の促進に優れたミネラルです。身体をリラックスさせ、筋肉の回復の手助けにもなり、タンパク質、糖質。脂質の代謝を助ける働きも持っています。

 

鉄分  レバーが豊富、その他に赤身肉や赤身魚、小松菜やほうれん草も多く含まれています。

鉄分は体内の赤血球の生産を促す働きを持ちます。体内に赤血球が増えれば身体を動かすために必要な酸素を身体の隅々まで運んでくれます。特にハードな筋トレを行なう際にトレーニングのパフォーマンスを維持するのに重要です。鉄分不足の状態で筋トレを行なうと、めまいや息切れなどが起きやすいと言われています。

 

前回のブログと合わせて筋トレに役立つビタミンとミネラルをいくつか紹介していきました。今回紹介したのは主だったビタミンとミネラルなのでその他にも筋トレに役立つものはいくつもあります。前回、今回のブログで興味が出ましたらその他のビタミン・ミネラルを探してみるのも良いですね。

 

また、食事だけでのビタミン・ミネラルの補給が難しい場合はサプリメントで栄養補給をしてみて下さい。

2018年5月8日5:17 PM MC加圧staff