現場レポート

TRXと従来の筋力トレーニングの違い

前回の『TRXとファンクショナルトレーニングの関係』のブログではマシンやウェイトトレーニングでは

 

筋力やパフォーマンスの最適化に必要な神経筋協調能を鍛えるには不十分と書きましたが、

 

これはトレーニングで使用される3つの動きの面[矢状面・前額面・横断面]に関係があります。

 

 

・矢状面⇒身体を左右に分断する面

前後の動き、あるいは身体の正中線に沿った動き

 

 

・前額面⇒身体を前後に分断する面

左右の動き、または前額面に沿った動き

 

 

・横断面⇒身体を上下に分断する面

真上から見て、円を描くような動き

 

マシンやウェイトトレーニングでは、一次元的な動きが多いです。

 

その為、胸・背中・肩・腕・脚と部位をグループ分けし、それぞれの部位を日ごとに分け、

 

別々に鍛える方法(分割法)が一般的となっています。

 

これはボディメイクや部分的な筋力増強には有効ですが、

 

日常生活や運動パフォーマンスの向上を目的としたファンクショナルの面で考えると

 

一次元の運動パターンが強化されるだけで、どんな動きの面へも同じような動作が可能になるものではありません。

 

また、トレーニングに関する知識が無い場合には筋力の不均衡やケガを招く可能性もあります。

 

そんなマシントレーニングが一次元なのに対して、TRXは三次元のトレーニングです。

 

3つの動きの面(矢状面、前額面、横断面)を同時に使って、人間が行う動作に近い動きでトレーニングを行います。

 

それによって運動パフォーマンスの向上や階段の上り下りが楽になるなど日常生活における動作の向上にも繋がります。

 

当院ではこのTRXを使用したトレーニングを加圧バンドを巻いた状態で行うことで、トレーニング効果を高めています。

 

 

初めての方は体験コースもご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

2023年1月24日7:21 PM MC加圧staff