現場レポート

身体の限界と脳の限界

筋トレやマラソンなどで激しい運動を行うと息は切れ、脈は早くなり身体は火照り、大量の汗をかきます

まるで身体の燃料がゼロになり限界に近い感覚になります。

 

この時カラダが限界だなと感じますが限界は2つ分かれます。身体(心臓や筋肉、肺など)の限界と、脳(精神的)の限界があります。

 

運動を始めた又は久しぶりの運動という方は大体が脳(精神的)の限界が先に来ます。

辛くて運動を止めたけど少し休んだら回復してすぐに動けるようになった。なんて経験ありませんか?

これが脳(精神的)の限界です。身体はまだ動けますが制御している脳が過去の経験に基づいてどのくらい運動を続けるか判断をしますので、身体が限界に達してしまう前に運動をやめさせようとしてしまいます。

 

脳の限界とは別に身体の限界は文字通り身体が動かなくなります。筋トレをされている方はわかるかと思いますが、先ほどまで挙げられていた重量が急に挙げられなくなることや、腹筋運動でも身体を起こすことが出来なくなる事があります。

これをオールアウトといいます。筋肉を限界まで使えたことで非常に良いトレーニングとなり効果が期待出来ます。

 

皆さん運動を始めた頃は身体の限界よりも脳の限界が先に来てしまいますが、運動を続けて行くことで身体の限界まで追い込める事が出来ます

2016年10月5日7:20 PM MC加圧staff