現場レポート

大胸筋を鍛えて、厚い胸板を

厚い胸板に憧れて腕立て伏せやダンベルなどで大胸筋を鍛えている方は多いと思います。

 

 

今回はそんな大胸筋について書いていきます。

 

ちなみに大胸筋は胸の筋肉ですが、実は呼び方が3つあります。

 

筋トレをやっている方なら胸筋でも上部・中部・下部に分けて鍛えていると思いますが、

 

解剖学的に簡単に説明しますと

 

上部・・・大胸筋鎖骨部

⇒鎖骨から上腕骨(腕の骨)についている筋肉

 

中部・・・大胸筋胸肋(きょうろく)部

⇒胸骨(胸の中心部の骨)全面と肋骨から上腕骨についている筋肉

 

下部・・・大胸筋腹部

⇒外腹斜筋(脇腹)の腱膜から上腕骨についている筋肉

 

と、それぞれ名称があります。※以下、上部・中部・下部とします。

 

大胸筋は真横に伸ばした腕を前に持ってくる肩関節の水平内転、腕を内側に巻き込む肩関節の内旋、

 

腕を下から上に挙げる肩関節の屈曲などの動作で作用する筋肉ですが、

 

上記の通り、上部・中部・下部で筋肉の付いている位置が違うため、部位ごとにベクトルに変えて行うことがあります。

 

例えば、ベンチプレスだけではなく、大胸筋上部を鍛える時はベンチの背もたれ部を約30°に起こして行う

 

インクラインプレス、大胸筋下部を鍛える時は逆に背もたれを寝かせて行うデクラインプレスやディップスなどがあります。

 

更には上記のプレス系の種目よりも、弧を描くような軌道のフライ系やケーブルを使用した種目の方が

 

より肩関節を外旋内旋させられることから、フライ系の方が大胸筋の肥大に有効と言われることもあります。

 

上部・中部・下部をバランス良く鍛えて、夏に向けてカッコいい胸板を作りましょう!!

 

当院ではTRXサスペンショントレーナーや加圧バンドを使用した200種類以上のトレーニングプログラムを提供しております。

 

体験コースもご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

2023年3月4日6:04 PM MC加圧staff