TRXの基礎動作③~スクワットとランジ~
当院でも取り入れているTRXでは、人間の動きは下記7つのシンプルな動作に起因していると考えられています。
1.プランク
2.プル
3.ヒンジ
4.ローテーション
5.プッシュ
6.スクワット
7.ランジ
最後はスクワットとランジについて紹介していきます。
6.スクワット
写真①
スクワットは椅子から立ち上がったり、座るなどの動作や、床に置いてあるものを持ち上げる際に
腰を痛めないようにするのにも大切な動作です。
正しいスクワットを行うためには、股関節と膝関節の連動がポイントで、股関節に関しては始めに紹介しました、
ヒンジの動作が重要になってきます。
ヒンジは股関節を軸に蝶番のように上半身と下半身を閉じる動きになります。
写真②
動きとしては写真②のような動きですが、これは悪い例です。
赤丸で囲ってある部分に注目していただきたいのですが、腰の辺りが丸みを帯びているのがわかりますでしょうか。
これは骨盤が後傾している状態でお尻と腿裏の筋肉が上手く使えておらず、腰への負担が大きいです。
この状態で重いものを持ち上げようとすると腰を痛めることがありますので、
ヒンジの動きは重要になりますし、お尻や腿裏を鍛えるのにも大切です。
スクワットは写真①のように骨盤が前傾した状態で行いましょう。
7.ランジ
写真③
ランジは歩行や階段の上り下りなど、ほぼ全ての二足運動の基礎になります。
ランジの動作やそれに伴う筋力が向上することで、下半身の加速、減速を伴う全ての動きの効率を高めることができます。
他にも片側性の動作であることから筋力などの不均衡を見出し、改善するのにも有効です。
当院では、今回ご紹介した7つの動作に基づいたTRXサスペンショントレーニングを提供しております。
それに加え、より効果を高めるために加圧バンドを巻いた加圧トレーニングを行うことができます。
体験コースもご用意しておりますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
2023年2月25日7:25 PM MC加圧staff
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