現場レポート

トレーニングにおける7原則その④【特異性の原則】

トレーニングは目標に合った運動条件(負荷のかけ方・強度・速度・関節角度など)を選ぶことが大切です。

筋肉は与えられた刺激に応じて適応するように成長していくので、

トレーニングをする際にはまず、その目標を明確にしたうえで強度や反復回数などを決めていくことが大切になり、

それらが異なれば得られる効果も異なります。

これを「トレーニング効果の特異性」といいます。

 

・どのような負荷のかけ方をするか(等尺性収縮(アイソメトリック・コントラクション)、等張性収縮(アイソトーニック・コントラクション)、等速性収縮(アイソキネティック・コントラクション))

・トレーニング時の姿勢や動作の方向はどうすればいいか

・動作スピードはどれくらいか

これらを考えたうえで、

・負荷の強さ(重さ)

・反復回数(1セットで何回やるか)

・セット数

・インターバルの時間(セット間の休憩時間

などを設定していくことが大切になります。

 

 

 

例えば、バドミントンで踏み込みを素早くしたいという目標があるとします。

ダイナミックランジを取り入れたトレーニングをする場合、

まず負荷のかけ方としては等張性収縮(筋肉が繰り返し伸び縮みする伸張-短縮サイクル)となります。

ランジをする際の脚を出す方向は様々なやり方がありますが、正面や斜め前など目標に合った方向はどの方向なのかを決めます。

そしてスピードは本番同様のスピードを意識して行ないます。

実際にそのスポーツをするときの速さと同等のほうが本番でもしっかりと活かすことができるようになります。

 

 

このように、トレーニングにおいて【どんな効果を出したいのか】を考え、目標に合ったやり方を選んでいきましょう!!

 

2024年9月29日5:52 PM MC加圧staff