現場レポート

トレーニングにおける7原則その②【漸進性の原則】

トレーニングを始めたばかりの頃は比較的容易に増えていった筋力も、

同じ強度で続けていくと次第に効果が上がらなくなっていきます。(筋肉痛がおこらなくなってきた、回数をこなせるようになってきたなど。)

そのため、筋力の増加に合わせて徐々に負荷刺激を高めていく必要があります。(「回数を増やす」、「重さを増やす」、「インターバルの時間を短くする」など)

これを

漸進的(ぜんしんてき)過負荷といいます。

トレーニングの種目や負荷のかけ方などを高度化・効率化・細分化していき、

目的に合わせたトレーニング方法を設定していきましょう。

 

例:

ダンベル2kg→3kgへ重さを増やす

腹筋30回→40回へ回数を増やす

セット間のインターバルを1分→30秒へ時間を短くする

 

スポーツクラブなどでは、ほとんどの場合初回時にスタッフの指導のもと「10回できる重さ」でスタートします。

ただ、その後もずっとスタッフがついて見てくれるわけではないので気づいたら1年間同じ重さで続けていたなんてこともあります。

同じ重さで長期間続けてもトレーニング効果はなくなってしまうので、慣れてくるタイミングで設定を変えていく必要が出てきます。

例えば、最初に30kgの重さで設定したとします。

その後1ヶ月後には35kg、3ヶ月後には40kg、6ヶ月後には45kg、12ヶ月後には50kgと重さを上げていければ筋力も上がっていきますし、【漸進性の原則】に沿ったトレーニングが行えています。

しかし、1年後も30kgのままだと筋肉は成長できていません。

 

また、設定や重量をを忘れないようにしたり、記録を取ったりするのも意外と大変です。

トレーニング中にメモしたり、アプリに入力したりするのも大変なのですが、

【漸進性の原則】を継続させるためにもきちんと記録はしておきたいものです。

MC加圧トレーニングではこれらの設定や重量もは全てスタッフが記録していますので

トレーニングに集中していただけます。

2024年8月30日2:35 PM MC加圧staff